謎はすべて解けた DLYFULL T5 Test Charger 編

 リクエストを受けた充電器の一つです
 私のアマゾンの欲しいものリストに入っていたので購入しました
 Zanflare C4購入後に買う予定をしていましたがすっかり忘れていました
 3000円位の価格帯では珍しくDISCHARGEの項目があり気になっていた所でリクエストもあり購入となりました

 アマゾンで3704円で購入
 価格帯はZanflare C4と同じ価格帯です


 本体表面

DLYFULLS.jpg

 本体裏面

DLYFULLR.jpg

 電源プラグ,USB出力部分

DLYFULLT.jpg

 電源プラグは外径5.5mm内径2.1mmのタイプです

 本体は艶なし黒で傷は目立たないと思います
 LCDはバックライトがついています

 〇主な仕様

 対応バッテリー Li-ion 4.2V Ni-MH 1.48V Ni-Cd
 充電電流: 500/1000/1500/2000mA
 放電電流: 500mA 

 機能は充電と放電とテストモード3種類です

 ① CHARGE-充電

 設定は充電電流のみです
 充電電流は設定した電流を流して充電します
 俗に言うリニア方式です

 セットする本数により選択出来る電流値が変わります

 1~2本 500~2000mA
 3本 500~1500mA
 4本 500,1000mA

 ②DISCHARGE--放電量計測

 放電を行い放電出来た量を表示しま
 再充電等は一切しない為使用途中のバッテリーの計測も可能です

 DISCHARGEモードはZanflare C4や他の充電器だと放電後充電してしまう物がほとんどです
 放電計測で容量計測やマッチング等に使えます

 ③TEST-最大放電量計測

 充電後に放電を行い放電量を計測します
 充電後の放電量になりそのバッテリーが今取り出せる最大量になります
 表示されている数値は放電量を表示しています
 動作は充電後に放電を行い再充電をします
 他の充電器のTESTモードは充電出来た数値を指すものもありますが表示されている値は放電出来た値になります

 ④USB出力について

 電源が繋がっていない状態で作動します
 バッテリーを交換出来るモバイルバッテリーと同じ使い方が出来ます

 リチウムイオンバッテリーをセットしている時のみ動作します
 USBポートに充電する機器を繋ぐと自動で通電を開始します
 出力は5V1.8A位まで出力しました
 セットする本数によって出力は変化しません
 1本だとバッテリーにかなりの負荷がかかります
 18650のバッテリーでも2本以上で使った方が良いです

 放電停止はセットしているリチウムイオンバッテリーの電圧が2.80V以下でUSB出力がカットされます

ここから気になる動作の詳細です

 ◯電圧表示,電流の設定値について

 電流一定でスロット差も少ないです
 電圧表示は充電電圧ではなくバッテリー自体の電圧表示です
 充電中は数値が増える方向のみ変化します
 放電中は数値が減る方向のみ変化します

 放電中にバッテリーが活性化して電圧が放電時に上がった場合は電圧が反映されません

 ①充電について

 ◯ニッケル水素バッテリーの場合

 充電終了条件

 〇バッテリー電圧が1.55V以上
 〇バッテリー電圧が1.48V以上で-Δ検出
 〇過熱防止のセンサーでのカット

 充電停止検出の電圧上昇による上限値での停止が多いですね
 劣化したバッテリー等はきちんと充電停止しません
 設定電圧が1.48Vなのでエネループ系のセルに特化しています

 ミニ四駆等での追い充電は出来ません 
 充電開始直後でも電圧が1.55V以上で充電をカットします

 きちんとメンテナンスされたバッテリーの寸止め基礎充電にも向いていると思います

 〇リチウムイオンバッテリーの場合

 CC-CV充電は正確で充電電圧が4.2V付近から徐々に電流が減ります
 充電電圧は4.25V以上には絶対に上がりません

 ②放電について

 放電電流はほぼ設定値通りです
 私の個体で500mA設定時の実測値は外側の両スロットが550mA内側2つが500mA

 ◯ニッケル水素電池の場合

 放電終止電圧は表示上では0.9Vカットですが実測では0,75~0.8V程度でした
 端子の接触抵抗によって多少前後します

 500mAで0.8Vはニッケル水素では放電が深すぎます
 正常に使えるバッテリーは意味無く使わない方が良いです

 〇リチウムイオンバッテリーの場合

 リチウムイオンは2.8Vで放電停止です

 ④表示されている内部抵抗値は使えるか?

 表示出来る値は15~120mΩになります

 リチウムイオンバッテリーでは内部抵抗計と見比ても数値が近く使える値だと思います

 ニッケル水素バッテリーだと表示がほぼ15mΩでまったく使えない値です
 故障かと思い問い合わせた所販売元が代品を送って来ました
 来たものは内部抵抗計の1/10の値を表示していてやはり使えない値です

 15mΩと表示されている場合は実際には150mΩです
 市販されている有名メーカーのニッケル水素の充電器ではエラーがでる値が120~180mΩ以上です
 15mΩ以外が出たら廃棄する程度にしか使えませんでした

 ③付属以外の電源は使える?

 付属はACアダプターですが、使える電源を調べました
 私の買った個体では電源電圧は10.5~15Vの範囲内で正常に動きました
 9Vでは動いている様に見えますがきちんと動いてません
 自動車のアクセサリープラグの電源でも使えます

 ④駆動時の電力等

 ニッケル水素の場合は12V時で最大は約1600mA位です
 リチウムイオンの場合は12V時で最大は約2400mA位です

 どちらも3本セット時で1500mA選択時です

 実際に使用した感想等

 ○ミニ四駆の充電器としては?

 ネオチャンプの場合は寸止め充電で停止するので熱を持ちません
 追い充電は不可能です
 パンチはありませんが必ず1.55Vで充電を停止します
 同じタイムの再現性が良くセッティング変更による変化が分かりやすいですね

 放電データは悪くはないです
 絞り放電がありませんが高機能充電器まで必要ない方は十分な仕様だと思います

 ミニ四駆の充放電器としてはZanflare C4の方がオススメです
 記事書いてます良かったら見てやってください

 謎はすべて解けた Zanflare C4 充電器編へのリンク

 ○家庭用の充電器としては?

 満充電カット安全できちんと停止します
 単4がセットしづらく使いづらいです

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